2017年6月10日土曜日

原口庄輔さん ご命日


6月7日は原口庄輔さんのご命日でした。じつは、その翌日8日に英米語学科のはじめまして!講演会があり、そのあと、新任教員の内藤貴子さんの歓迎パーティがありました。宴もお開きとなり、数人の酒好きが残った席で、だれが言い出すともなく原口さんの話になりました。原口さんがいなくなってから、もう5年も経ってしまいました。

同僚の原和也さんが明海での原口さんの話をしてくれて、改めて、《原口さん、なんでぼくが明海に行くまで待っててくれなかったんですか?あとちょっとのところだったのに》と恨み言を言いたくなりました。

その原さんがきのう(9日)、原口さんの写真を送ってくれました。左上の写真がそれです。原口さんは先々代の外国語学部長だったのですから、当たり前なのですが、いまわたくしが使っている椅子に座っている。なんだか、とても不思議な気持ちになりました。


久しぶりに原口さんに話しかけてみようかな。

明海大学ではこの4月に明海大学複言語・複文化教育コモンズ(MPPEC)が開設され、多くの学生でにぎわっています。原口さんが明海大学へおいでになって、なんとか実現させたかった「ワンダーランド計画」についてはいまでも語り草になっていますが、スケールは小ぶりではありますが、理念はMPPECと相通ずるものがあるのではないかと思います。

原口さんと言えば、酒。晩年のこだわりはオリエンタルホテルのなかにある美浜にリザーブしてあった十四代ですよね。いまはあの美浜も少し様子が変わって、十四代は置いてありません。その代わりというわけではありませんが、駅地下(と言っていいのかな)には立ち呑みの店があり、ゼミ生や院生と時折、呑みに行きます。

原口さん、ほんとうはもっといろいろとお話ししたいのですが、このところ、大学の仕事が忙しく、じつは、この「明海な外国語学部長日誌」も滞りがちです。これを機会にもう少し頻繁に書き込みをするようにします。

これまでどおり、見守っていてください。