2017年11月14日火曜日

オープンキャンパスでの話(4)

2017年11月12日(日曜日)
 きょうは今年度最後のオープンキャンパスです。高校1年生や2年生もいるようですので、みなさんの関心が高い海外留学や国内語学研修の話をしましょう。
 明海大学外国語学部では語学力の育成だけでなく、在学中に、学生の皆さんが社会人として必要な教養も身につけられるよう工夫された教育体制をとっています。ただ、外国語学部である以上、語学力、ことに、言語運用能力の育成にも力を注いでいます。
 外国語学部の中には日本語学科、英米語学科、中国語学科の3つの学科がありますが、それぞれ充実した海外留学プログラムを持っています。
 日本語学科--明海の日本語学科は外国語学部の中にあります。つまり、外国語としての日本語という視点を持っているのです。日本語を母語としない人たちへの日本語の教育を「日本語教育」と呼びますが、日本語学科ではオーストラリアや韓国で日本語教育の実態を見たり、研修を受けたりする機会が設けられています。
 英米語学科では長期短期併せてアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスなどへの留学の機会が豊富に設けられています。なかには、成績優秀者のために費用を大学が奨学金という形で提供するプログラムもあります。
 中国語学科でも中国や台湾の有名大学への留学制度があります。中国へ1年間の長期留学する制度もあります。成績優秀者には大学が費用を負担する制度もあります。これらの制度を利用して、中国語、中国文化に触れて、自分自身を磨いた先輩たちもたくさんいます。
 きょうはのちほど、MPPECの多目的ゾーンで英米語学科と中国語学科の留学体験者がその体験を語る学生トークライブが開かれます。
 これらに加えて、英米語学科では国内英語集中研修というプログラムもあります。いわば英語漬けの生活を2週間程度送ることによって英語を磨こうという狙いです。専任の英語話者の先生がたが朝から晩まで責任をもって指導します。特筆すべきはテキスト代以外は費用は一切必要ないという点です。
 こうした恵まれた環境の中で、外国語運用能力を磨き、教養を高め、真のグローバル精神を持った人間として成長してみませんか。



 

2017年11月9日木曜日

来年度用プロモーションビデオ

本日、来年度用の明海大学プロモーションビデオの複言語・複文化教育センター(P&P)分を撮りました。それぞれ約30秒で話した内容はおよそつぎのとおりです。

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ことばは人間の本性に根ざしたもので、わたくしたちの思考、考える過程を支えます。明海大学では、「複言語・複文化主義」といって、一人一人が母語と複数の外国語に慣れ親しむことによって、ことばを最大限に活用できる力を育成することを目指します。そして、その実践の場として、いまわたくしが立っているこの場所、MPPECがあります。
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MPPECのなかには、日本語ゾーン、英語ゾーン、中国語ゾーンがあり、それぞれの言語を母語とする人、ネイティブスピーカーが常駐して、学生たちが交流できるようになっています。将来的には、他の言語、たとえば、ロシア語、スペイン語、韓国語などにも対応できるようにと考えています。
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わたくしはこの種の撮影では原稿を用意しないで、雰囲気を大事にして話をします。上記も実際に話したところとは表現が若干違っています。